アメックスビジネスグリーンは、会社経営者向けのカードです。年会費は12,000円(税抜き)
特に経費処理やビジネス調査サービスに優れており、業務の効率が一段アップします。もちろん旅行向けのサービスも充実しており、海外出張なども快適になります。
ただアメックスビジネスグリーンカードにはたくさんの機能があるため、全てを把握しきるのは難しいはずです。
そこでこの記事では、アメックスビジネスグリーンのメリット、デメリット、付帯サービスなどをわかりやすく解説することにしました。
- アメックスビジネスグリーンのメリット
- アメックスビジネスグリーンのデメリット
- アメックスビジネスグリーンの口コミ・評判
- アメックスビジネスグリーンの経費処理サービス
- アメックスビジネスグリーンのビジネスサービス
- 旅行予約サイト割引サービス
- アメックスビジネスグリーンの空港サービス
- アメックスビジネスグリーンの出張先サービス
- アメックスビジネスグリーンの旅行傷害保険(利用付帯)
- アメックスビジネスグリーンのカードプロテクション
- アメックスビジネスグリーンの娯楽サービス
- アメックスビジネスグリーンの追加カード
- アメックスビジネスグリーンのETCカード
- アメックスビジネスグリーンの審査
- アメックスビジネスグリーンはペイフレックス(リボ払い)を使えない
- アメックスビジネスグリーンに限度額はない
- 解約・退会方法
- アメックスビジネスグリーンのキャンペーンは現在なし
- アメックスビジネスグリーンはこんな人におすすめ!
アメックスビジネスグリーンのメリット
アメックスビジネスグリーンのメリットは以下の通りです。
- 経費処理が快適になる
- ビジネスサービスも充実している
- トラベルサービスが充実している
- 旅行予約サイトで割引・ポイントボーナスを受けられる
- ボーナスポイントプログラムで還元率3倍に
それぞれのメリットを順に解説します。
メリット1、経費処理が快適になる
アメックスビジネスグリーンは経費処理サービスを提供しています。これにより経費処理が自動化され、経費を何に使ったかをすぐに把握できます。
アメックスビジネスグリーンが提供している経費処理サービスは以下の通りです。
- 会計ソフト「freee」への自動データ取り込み
- ご利用明細書の郵送サービス
- 明細書のダウンロードサービス
メリット2、ビジネスサービスが充実している
アメックスビジネスグリーンでは、ビジネス向けのサービスも充実しています。
例えばビジネスサービスを格安で利用したり、他の会社の調査をしてもらったりすることもできます。
具体的なビジネスサービスは以下の通りです。
- ビジネス・セービング(法人向けサービスの割引)
- ビジネス・コンサルティング・サービス
- ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料
- 「ビジネス情報調査代行サービス」年会費無料
- 福利厚生プログラム「クラブオフ」(法人向け施設を格安で使える)
それぞれのサービス内容の詳細については、後ほど解説します。
メリット3、トラベルサービスが充実している
アメックスビジネスグリーンでは、他のアメックスカードと同レベルのトラベルサービスが用意されています。
提供されているサービスは以下の通りです。
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
- 海外旅行傷害保険
- 空港パーキング料金割引・ご優待
- 空港ラウンジの無料利用
- 無料ポーターサービス
- 手荷物無料宅配サービス
特に空港ラウンジを無料で利用できるのが便利ですね。こうしたトラベルサービスをうまく活用すれば、出張が快適になること間違いなしです。
メリット4、旅行予約サイトで割引・ポイントボーナスを受けられる
アメックスビジネスグリーンを保有していると、旅行予約サイトで割引を受けられます。
うまく活用すれば、従業員の出張の経費を削減できます。
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインの利用でポイント2倍
- 一休.comでクーポンの抽選+特典プラン
- 日本旅行にて特選の宿が5%オフ
- Expediaにて料金8%オフ
- アップルワールドにて料金5%オフ
トラベルサービスに特化したアメックスならではのサービスです。
予約サイトの詳細についても、付帯サービスのところで後ほど解説します。
メリット5、ボーナスポイントプログラムで還元率3倍に
アメックスビジネスグリーンではボーナスポイントプログラムを利用できます。
このプログラムを利用すれば、対象サービスにて得られるポイントが3倍になります。
対象サービスは以下の通り。
- Amazon
- Yahoo! Japan(ヤフーショッピング・ヤフオクが対象)
- Appleのオンラインサービス(iTunes, App Store, iBooks, Apple Music)
- JAL(国内線・国際線の航空券が対象)
- H.I.S(海外航空券・海外ツアーなどが対象)
- アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
ただしボーナスポイントプログラムを利用するには、「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入が必須です。(年会費は税抜き3,000円)
メリットまとめ
アメックスビジネスグリーンのメリットをおさらいします。
- 経費処理が快適になる
- ビジネスサービスも充実している
- トラベルサービスが充実している
- 旅行予約サイトで割引・ポイントボーナスを受けられる
- ボーナスポイントプログラムで還元率3倍に
次はデメリットを解説しますね。
アメックスビジネスグリーンのデメリット
アメックスビジネスグリーンの主なデメリットは以下の通りです。
- 税金・公共料金の支払い時は還元率が0.5%に
- 追加カードの年会費が高い(税抜き6,000円)
- メンバーシップ・リワード・プラスは有料(年会費税抜き3,000円)
- 旅行傷害保険は利用付帯のみ
それぞれのデメリットを解説しますね。
デメリット1、税金・公共料金支払い時はポイント還元率0.5%
アメックスビジネスグリーンの一つ目のデメリットは、税金や公共料金を支払う時のポイント還元率が0.5%になることです
この場合の公共料金は、電気、水道、ガスなどを含めます。
還元率が0.5%になる加盟店に関しては、こちらのリンクをご参照ください。
▷ 加算対象外・100円=1ポイントとして換算されない加盟店
デメリット2、追加カードの年会費が高い(税抜き6,000円)
アメックスビジネスグリーンでは、追加カードを発行するときに年会費が発生します。その年会費が6,000円ほどと高額であることがデメリットです。
別に会社用のカードだからといって、追加カードの年会費が無料になるわけではありません。従業員向けに追加カードを発行するときは、慎重になりましょう。
デメリット3、メンバーシップ・リワード・プラスは有料(年会費3,240円)
メンバーシップ・リワード・プラスは、アメックスのポイントが貯めやすくなるサービスです。
しかしアメックスビジネスグリーンでは、メンバーシップ・リワード・プラスは有料です。年会費は税抜きで3,000円。
どうしてもメンバーシップ・リワード・プラスに無料で加入したいなら、アメックスビジネスプラチナに入会しましょう。ただしインビテーションが必要です。
デメリット4、旅行傷害保険は利用付帯のみ
アメックスビジネスグリーンの旅行傷害保険は利用付帯のみです。つまり旅行費用をカードで支払っていないと、保険が適用されません。
カード払いの有無にかかわらず保険を適用させたいなら、自動付帯の旅行傷害保険に加入しましょう。
ただしアメックスビジネスゴールドなら、旅行傷害保険は自動付帯にも対応しています。
デメリットまとめ
アメックスビジネスグリーンのデメリットをおさらいします。
- 税金・公共料金の支払い時は還元率が0.5%に
- 追加カードの年会費が高い(税抜き6,000円)
- メンバーシップ・リワード・プラスは有料(年会費3,240円)
- 旅行傷害保険は利用付帯のみ
次は口コミに入ります。
アメックスビジネスグリーンの口コミ・評判
ここまで長々とアメックスビジネスグリーンのメリット・デメリットを解説してきました。
しかしこれは筆者一人の意見であるため、どうしても商品を褒める方向に偏りやすいです。
そこでここからはアメックスビジネスグリーンの口コミ・評判を載せておくことにしました。情報のソース元はクレファンです。
良い口コミ
- 年会費が安い
- デザインが少しおしゃれ
- 海外旅行サービス・プロテクションが充実
アメックスビジネスグリーンのもっとも評判の良い点は、年会費が安いことです。13,000円程度なので、他の法人カードと比べても手を出しやすいです。
またおしゃれなセンチュリオンデザインであるため、ビジネスシーンで取り出すと、知的でクールな印象を与えられます。
そして旅行向けのサービスが充実している点も大きいです。これで出張や旅行がより一層快適になるでしょう。
悪い口コミ
- 年会費が最近値上げに
アメックスビジネスグリーンには特に悪い評判はありません。強いて挙げるとすれば、最近年会費が上がったことくらいでしょうか。
2011年あたりでは年会費は10,500円でしたが、今では年会費は13,000円ほどになっています。
アメックスビジネスグリーンの経費処理サービス
アメックスビジネスグリーンが提供している経費処理サービスは以下の通りです。
- 会計ソフト「freee」の利用が2ヶ月無料に
- ご利用明細書の郵送サービス
- 明細書のダウンロードサービス
ではそれぞれのサービスを見ていきましょう。
会計ソフト「freee」の利用が2ヶ月無料に
freeeは個人事業主・中小企業向けのクラウド会計ソフトです。カードを利用すると、自動で経費処理をしてくれる便利なサービスです。
アメックスビジネスグリーンを発行した上でfreeeに新規登録すると、通常の無料利用期間30日間に加えて、さらに30日間無料で利用できるクーポンをもらえます。
つまりfreeeを無料で2ヶ月間使えるわけですね。
クーポンの対象となるプランは以下の2つです。
- スタンダードプラン(個人事業主向け):月額2,100円ほど
- ビジネスプラン(法人向け):月額4,300円ほど
クーポンをもらうには、アメックスビジネスグリーンを発行した上で、以下のリンクから申し込みしましょう。
ご利用明細書の郵送サービス
アメックスビジネスグリーンを持っていると、月に1度カードの明細書を郵送してもらえます。
明細書にはご利用金額、利用したお店の店名、業種などが書かれており、仕訳のチェックがやりやすくなります。
明細書のダウンロードサービス
オンライン・サービスでは、常にアメックスカードの明細書をオンラインで確認できます。
さらに明細書をCSV、エクセル、PDF形式でダウンロードすることも可能です。
アメックスビジネスグリーンのビジネスサービス
アメックスグリーンのビジネスサービスを活用することで、企業の情報を調べたり、市場を調査したりするのが快適になります。
提供しているビジネスサービスは以下の通りです。
- ビジネス・セービング
- ビジネス・コンサルティング・サービス
- ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料
- 「ビジネス情報調査代行サービス」年会費無料
- 福利厚生プログラム「クラブオフ」
では、それぞれのビジネスサービスを見ていきましょう。
ビジネス・セービング
ビジネス・セービングでは、ビジネスに関わるサービスを割引料金で使うことができます。
対象となるサービスは、宅配サービス、レンタカー、雑誌の購読、研修サービスなのです。
ちなみにこのサービスはアメックスのビジネスカード限定で、通常のアメックスカードでは利用できません。
ビジネス・コンサルティング・サービス
ビジネス・コンサルティング・サービスは、ビジネスを伸ばしたいと考えている経営者に、経営コンサルタントを紹介してもらえるサービスです。
それ以外にも船井総合研究所が提供するセミナーに優待料金で参加したり、ノウハウをまとめたCDやDVDを優待価格で買うこともできます。
ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料
G-Search(ジー・サーチ)は、「帝国データバンク企業情報」や「東京商工リサーチ企業情報」などからビジネス情報を取得できるデータベースサービスです。
アメックスビジネスグリーンを保有していれば、このサービスの月会費が無料になります。
「ビジネス情報調査代行サービス」年会費無料
ビジネス代行調査サービスでは、国内外の企業の情報を代わりに調査してもらえます。
アメックスビジネスグリーンを持っていれば、このサービスの年間登録費が無料になります。料金の目安は、1回あたり1万円から3万円です。
福利厚生プログラム「クラブオフ」
クラブオフは、宿泊施設やレジャー施設を安く利用できるサービスです。
アメックスビジネスグリーンを持っていれば、VIP会員の年会費が無料になります。
さらに、基本カード会員だけでなく、追加カードを持っている社員さんも利用できます。
旅行予約サイト割引サービス
アメックスビジネスグリーンを持っていると、以下の旅行予約サイトで割引サービスを受けられます。
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインの利用でポイント2倍
- 一休.comでクーポンの抽選+特典プラン
- 日本旅行にて特選の宿が5%オフ
- Expediaにて料金8%オフ
- アップルワールドにて料金5%オフ
それぞれの割引サービスを解説しますね。
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインの利用でポイント2倍
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインは、国内外のホテル、国内・海外航空券、レンタカーをオンライン予約できるサイトです。
ホテル・レンタカー・国内航空券の予約にアメックスビジネスグリーンを利用することで、得られるポイントが2倍になります。
一休.comでクーポンの抽選+特典プラン
一休.comは、国内の厳選されたホテル・旅館を予約できるサイトです。
アメックスのサイトを経由してホテルを予約することで、毎月先着100名までに3,000円のクーポンがプレゼントされます。
さらにホテル・旅館ごとにアメックスビジネスグリーン会員限定の特典も用意されています。特典内容は、料金割引、無料ドリンク、レイトチェックアウトなどです。
特典を受けたいなら、ホテルの予約はアメックスの特設サイトから行いましょう。
日本旅行にて特選の宿が5%オフ
日本旅行の「特選の宿」にて、5%の割引が受けられます。
予約は電話のみの対応です。ウェブサイトで予約できないのは少し不便ですね。
また電話での予約時にアメックス会員であることと割引コード<AX005>を伝えましょう。
Expediaにて料金8%オフ
Expediaは国内外の人気ホテルを予約できるサイトです。
予約する時にアメックスビジネスグリーンカードを利用することで、ホテルの宿泊料金が8%、ツアー料金は3,750円安くなります。
割引を適用させるには、アメックスのExpedia特設サイトを経由して申し込む必要があります。
アップルワールドにて料金5%オフ
アップルワールドは、世界中のホテルを最安値で予約できるサイトです。
アメックスビジネスグリーンでホテルの予約をすることで、ホテルの宿泊料金が5%安くなります。
アメックスビジネスグリーンの空港サービス
アメックスビジネスグリーンを持っていれば、以下の空港サービスを利用できます。
- 空港ラウンジの無料利用
- 手荷物宅配サービス(空港)
- 空港パーキングの割引
- 無料ポーターサービス
- 空港クロークサービス
ここからはそれぞれの空港サービスを解説します。
空港ラウンジの無料利用
アメックスビジネスグリーンを保有していると、国内外30空港の空港ラウンジを無料で利用できるようになります。同伴者も1名までなら無料で利用できます。
フライト前に一休みできるのはありがたいですよね。
空港ラウンジを利用するときは、アメックスビジネスグリーンカードと搭乗券を提示しましょう。
利用できる空港ラウンジについては、アメックスの「空港ラウンジ」をご覧ください。
手荷物宅配サービス(空港)
手荷物無料宅配サービスは、海外からの帰国時にスーツケース1個を無料で自宅に配送してもらえるサービスです。
ただしこのサービスを利用できる空港は、成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港の4空港のみです。
利用するときは前もって電話かウェブサイトで予約しておきましょう。
空港パーキングの割引
アメックスビジネスグリーンをもっていると、空港近くのパーキングエリアを割引料金で利用できます。
サービスの対象となるのは、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港の4空港です。
詳細はアメックスの「空港パーキング」のページをご覧ください。
無料ポーターサービス
ポーターサービスは、スタッフが旅行者の手荷物を運んでくれるサービスです。アメックスビジネスグリーンをもっていると、このサービスを無料で利用できます。
ただし利用できる空港は、成田国際空港、関西国際空港の2空港だけです。
利用するときは、前もって電話で予約しておきましょう。
空港クロークサービス
クロークサービスは、空港に手荷物を預かってもらえるサービスです。空港での待ち時間に、買い物や食事を楽しむときに便利です。
アメックスビジネスグリーンを提示すれば、このクロークサービスを無料で利用できるようになります。預かってもらえる荷物の数は、カード会員1名につき2つまでです。
ただしこのサービスが使えるのは、中部国際空港のみです。
アメックスビジネスグリーンの出張先サービス
アメックスビジネスグリーンを発行することで、以下の出張先サービスを利用できるようになります。
- JR東海プラスEXサービス
- レンタカーの国内利用
- 京都特別観光ラウンジ
- 海外用レンタル携帯電話
- 海外出張先での日本語サポート(オーバーシーズ・アシスト)
- トラベル・サービス・ロケーション
- アメリカン・エキスプレス JALオンライン
ではそれぞれの出張先サービスを見ていきましょう。
JR東海プラスEXサービス
JR東海プラスEXサービスは、ICカードをタッチするだけで新幹線を利用できるサービスです。
ICカードの名称は「プラスEXカード」で、基本カードとは独立したカードになります。
利用するメリットは以下のとおりです。
- メンバーシップ・リワードのポイントが貯まる
- スマホで新幹線の予約ができる
- 座席のリクエストができる
出張で東海道新幹線をよく利用するなら、プラスEXカードを持っておくと便利ですよ。
ただし利用できるのは東海道・山陽新幹線(東京~博多間)のみです。
レンタカーの料金割引(国内利用のみ)
アメックスビジネスグリーンを持っていると、対象のレンタカー会社を利用するときに、5%の割引が受けられます。
対象となるレンタカー会社は以下の5社です。
- オリックスレンタカー
- トヨタレンタカー
- 日産レンタカー
- ニッポンレンタカー
- タイムズ カー レンタル
詳しくはアメックスの「レンタカーの国内利用」をご覧ください。
海外用レンタル携帯電話の料金割引
海外用のレンタル携帯電話を利用するときに、アメックスグリーンで料金を支払うことで、レンタル料が半額、通話料が10%安くなります。
海外出張先での日本語サポート(オーバーシーズ・アシスト)
アメックスビジネスグリーンを保有していると、海外の旅行先で日本語サポート「オーバーシーズ・アシスト」を受けられます。
電話でホテルやレストランの予約をしたり、カードやパスポートを紛失したときに助言をもらったりできます。
同じサービスにグローバル・ホットラインが存在します。それとの違いとして、オーバーシーズ・アシストには緊急支援サービスがあり、医療・法律の面でサポートしてもらえます。
詳細はアメックスビジネスグリーンの規約集(PDF)をご覧ください。
トラベル・サービス・ロケーション
トラベル・サービス・ロケーションは、旅行先の情報を詳しく取得できるサービスです。
店舗の営業時間・営業日なども確認できます。
アメリカン・エキスプレス JALオンライン
JAL国内線航空券をオンラインで24時間365日予約・発券できるサービスです。
優待運賃で利用できるため、経費の削減にもつながります。
アメックスビジネスグリーンの旅行傷害保険(利用付帯)
アメックスビジネスグリーンを保有していると、以下の旅行傷害保険が適用されます。
怪我・病気の保険金が300万円と高額なのはありがたいですね。
- 傷害死亡・後遺障害保険金:最高5,000万円
- 傷害治療費用保険金:最高300万円
- 疾病治療費用保険金:最高300万円
- 賠償責任保険金:最高4,000万円
- 携行品損害保険金:1旅行中最高50万円(年間100万円まで)
- 救援者費用保険金:保険期間中最高400万円
ただし、保険はどれも利用付帯です。旅費をカードで支払っていないと、保険は適用されないのでご注意ください。
傷害死亡・後遺障害保険金:最高5,000万円
旅行中の事故で死亡したとき、もしくは後遺症を患ったときに支払われる保険金です。
海外旅行中に事故で死亡した場合は5,000万円が、後遺症を患ったときはその3%から100%がそれぞれ支払われます。
傷害治療費用保険金:最高300万円
海外旅行中の事故でケガをしたとき、その治療費に支払われる保険金です。
疾病治療費用保険金:最高300万円
海外旅行中に病気になったとき、その治療費に支払われる保険金です。
妊娠、歯の病気、旅行前に発症していた病気は、支払いの対象外となります。
賠償責任保険金:最高4,000万円
海外旅行にうっかり誤って他人をケガさせたり、他人のものを壊してしまったりしたときに、支払われる保険金です。
携行品損害保険金:1旅行中最高50万円(年間100万円まで)
海外旅行中に貴重品を盗まれたり壊されたりした時に支払われる保険金です。
航空券やホテルの宿泊券、パスポート、カメラやスマートフォンなどが該当します。
救援者費用保険金:保険期間中最高300万円
海外旅行中に旅行者が遭難、入院、死亡した場合、ご家族や友人が現地の病院に駆けつけることになります。
その経済的な負担を肩代わりしてくれるのが、救援者費用保険金です。
注意:国内航空機遅延費用は付帯しない
国内航空機遅延費用は、飛行機が遅れたり欠航したりしたとき宿代や食事代を補償してもらえるサービスです。
アメックスビジネスグリーンではこのサービスは付帯しません。
このサービスを利用したいなら、アメックスビジネスゴールドに入会しましょう。
保険の詳細は補償規定集を読もう!
アメックスビジネスグリーンの保険をもっと詳しく知りたいなら、アメックスビジネスグリーンの補償規定集(PDF)を読みましょう。
保険金が支払われる条件や、例外規定などが詳しく書かれています。
いざという時に保険が受けられないのはかなり困るので、時間があれば読んでおくことをおすすめします。
アメックスビジネスグリーンのカードプロテクション
アメックスビジネスグリーンはセキュリティも盤石で、以下のカードプロテクションが備わっています。
- オンライン・プロテクション
- リターン・プロテクション
- ショッピング・プロテクション
- American Express SafeKey
では、それぞれのプロテクションについて解説しますね。
オンライン・プロテクション(ネットの不正利用を補償)
オンライン・プロテクションは、インターネット上でアメックスカードを不正利用されても、その損害額を補償してもらえるサービスです。
これで安心してインターネットショッピングを楽しめるようになりますね。
リターン・プロテクション(返品を拒否されても、アメックスが代行)
お店が商品の返品を受け付けてくれない場合、アメックスを通じて商品を返品できるサービスです。
ただしこのサービスが利用できるのは、商品が未使用で損傷がない場合のみです。それと払戻し請求には領収書が必要なので、お店から受け取ったレシートはきちんと保管しておきましょう。
補償される金額は商品1つにつき3万円、年間で最大15万円までです。
リターン・プロテクションも保険の内容が複雑です。サービス利用する前には、リターンプロテクションの規定を読んでおきましょう。
ショッピング・プロテクション(商品の破損・盗難を補償)
ショッピング・プロテクションは、アメックスカードで購入した商品が壊れていた場合、その損害額を補償してもらえるサービスです。
保証期間は購入した日から90日間、年間最大500万円まで補償してもらえます。
ただし免責金額は1事故1万円。つまり利用者は最低1万円負担しないといけません。
American Express SafeKey(ワンタイムパスワード認証)
American Express SafeKeyは、インターネットで買い物するとき一時的なパスワードを要求するサービスです。
オンラインショップの決済画面に移動すると、カードの情報を入力したあとに、ワンタイムパスワードが求められます。
ワンタイムパスワードは利用者のEメールアドレスに送信されます。
そのためカードの個人情報を盗まれても、Eメールアドレスがバレていなければ、不正利用を防げます。
注意点:キャンセル・プロテクションは付帯しない
キャンセル・プロテクションは、ホテルや航空便、コンサートなどのキャンセル費用を補償してもらえるサービスです。
アメックスビジネスグリーンにはこのサービスは付帯していません。
キャンセル・プロテクションを利用したいなら、アメックスビジネスゴールドに入会しましょう。
アメックスビジネスグリーンの娯楽サービス
アメックスビジネスグリーンが提供している娯楽サービスは以下の通りです。
- チケット・アクセス
- ゴルフ・デスク
それぞれの娯楽サービスを解説します。
チケット・アクセス(チケットの先行購入・良席の案内)
チケット・アクセスでは、カード会員限定でチケットの先行予約ができたり、限定特典を受け取ったりできます。
コンサートやスポーツ観戦で良い席を確保したい人は、利用してみましょう。
ゴルフ・デスク
ゴルフデスクは、国内・海外のゴルフ場を無料で予約できるサービスです。
土日や祝日は予約を行えないので、平日に行うようにしましょう。
無料で予約ができるゴルフ場に関しては、こちらのリンクをご参照ください。
アメックスビジネスグリーンの追加カード
アメックスビジネスグリーンでは従業員向けに追加カードを発行できます。
追加カードで発生した料金は、基本カード会員に請求され、獲得するポイントも基本カード会員のものになります。要はビジネス向けの家族カードですね。
アメックスビジネスグリーンのETCカード
アメックスビジネスグリーンでは、追加カードとしてETCカードも発行できます。
料金は少しややこしいですが、
- 個人向けカードは、年会費無料、新規発行手数料は900円ほど
- 法人カードは、年会費500円ほど、新規発行手数料は無料
となります。
ETCカードが届くまでの期間はだいたい2週間ほどです。
ETCカードはそれ単体では使えません。カーディーラーショップに車にETC車載器をセットしてもらい、ETCカードを車載器に差し込んで利用しましょう。
アメックスビジネスグリーンの審査
アメックスビジネスグリーンの審査ハードルは低めで、申し込み資格は以下の通りです。
- 満20歳以上の方
- 法人格のある法人代表者
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート)を用意できる方
アメックスビジネスグリーンの審査は外資系の独特な基準のため、会社を設立してから日が浅くても申し込むことができます。
審査に落ちるケース
カードの滞納していたり、会社としての信用が薄かったりすると、審査に落ちてしまうこともあります。
審査に落ちる主なケースは以下の通りです。
- 代表者の年収がとても低い
- クレジットカードで滞納したことがある
- 代表者にクレジットヒストリーがない
- 法人化してから極端に日が浅い
審査を通過しやすくするためには、カードの支払期限をしっかりと守り、カード会社に対して信用を積み上げていくことが大切です。
アメックスビジネスグリーンはペイフレックス(リボ払い)を使えない
ペイフレックスは、アメックス専用のリボ払い・後払いサービスです。
聞き慣れない言葉ですが、サービス内容は他のカードのリボ払い・後払いと同じです。
ただアメックスビジネスグリーンなどの法人カードでは、ペイフレックスを利用できません。
アメックスビジネスグリーンに限度額はない
アメックスビジネスグリーンに限度額はありません。ただこれはいくらでも無尽蔵にカードを利用できる、ということでもないです。
最初のうちは20万、30万円など低い限度額で設定されていますが、カード使っていくにつれて限度額がどんどん増えていきます。
個人の経済状況などにもよりますが、限度額が500万円にも達するケースもあります。
アメックスカードの公式も、限度額に対してこのように言及しています。
アメリカン・エキスプレスでは、カードに一律のご利用限度を設けず、ご申告内容やお支払い状況など、基本カード会員様のご信用に基づきカードご利用可能枠を設定しております。なお、カードご利用可能枠はご利用実績などにより変動いたします。
事前承認手続き
ただ会社を設立したばかりだとカードの出費が多額になり、低い限度額ではすぐに上限に達するかもしれません。
そんな時は事前承認手続きを行いましょう。一時的に限度額の上限を引き上げてもらえます。
承認に関する手続きは、事前承認係までお願いします。
事前承認係
0120-106165 (通話料無料/9:00~19:00/土日祝休)
海外もしくは携帯電話からは、03-3220-6127まで。
解約・退会方法
アメックスビジネスグリーンを解約するには、電話でお問い合わせ窓口に連絡する必要があります。インターネット上では解約手続きができないのでご注意ください。
解約の窓口はカードによって異なります。カード裏面に記載されている電話番号にかけて連絡をとりましょう。
詳しくはアメックスの「お問い合わせ窓口」をご覧ください。
アメックスビジネスグリーンのキャンペーンは現在なし
アメックスビジネスグリーンのキャンペーンは、今のところ実施されていません。
キャンペーンポイントが欲しいなら、他のアメックスカードを選びましょう。
アメックスビジネスグリーンはこんな人におすすめ!
アメックスビジネスグリーンはこんな人におすすめです。
- 法人カードの年会費を1万円ほどに抑えたい人
- 出張・旅行の費用を安く抑えたい人
- 経費処理を楽にしたい人
カードの年会費を安く抑えたいならアメックスビジネスグリーンを選びましょう。年会費は1万3,000円ほどと、他の法人カードと比べてもお手頃です。
さらにアメックスカードだけあって、旅行サービスも充実しています。旅行の割引サービスを受けたり、空港ラウンジを無料で利用したりしたいなら、アメックスのビジネスカードはおすすめです。